大腸がん手術後の100日レシピ―退院後の食事プラン (100日レシピシリーズ)

3月8日のガッテンでは

突然の腹痛に見舞われることがある

盲腸(虫垂炎)について特集されました。

虫垂を切除すると大腸がんになりやすくなるなど

気になることが多かったので

備忘録として紹介します。

 

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盲腸(虫垂炎)とは?

突然襲ってくる腹痛の1つに盲腸(虫垂炎)があります。

よく、お医者さんのドラマや漫画などにも出てきて

研修医の人が最初に行う手術としてでてきますよね。

 

ただ、盲腸の手術といいつつも

本来の炎症を起こしている場所は

盲腸から出ている虫垂というものです。

そのために虫垂炎とも呼びます。

 

本来の意味の盲腸とは

小腸と大腸が結合している部分の口側の盲端部分を指します。

今までは「盲」という字がつかわれるくらいなので

全く意味のない臓器だと思われていました。

 

しかし、最新の研究によって盲腸(虫垂)が大切であることがわかってきました。

 

虫垂炎の手術後に大腸がんのリスクが高まる

盲腸(虫垂炎)の手術をした後に

大腸がんのリスクが高くなることがわかってきたのです。

今までは要らないものだからと

切除することが多かったのですが

実は大切な役目をもっていた可能性があります。

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虫垂は免疫細胞の住み家

今まで不必要だと考えられていた虫垂は

実は粘膜の免疫に重要なIgAを作り出すのに重要で

腸内細菌叢にとても影響していることが

大阪大学の研究で判明しました。

 

つまり、不要だと思っていた虫垂は

粘膜の免疫にとても重要で

手術などで切除してしまうと

大腸の免疫力が低下してしまうので

大腸がんのリスクが高まってしまうというものです。

 

虫垂炎の治療法

虫垂炎は虫垂に異物がたまってしまい

そこで細菌が繁殖して管腔内圧が上がって

痛みを生じさせてしまいます。

 

放っておくと膿んでしまったり

穿孔性虫垂炎になってしまい

腹膜炎を発症してしまいますので手術が必要ですが

早期治療の場合は薬によって治すことができます。

 

そのためにも痛みを我慢せずに

お医者さんに診てもらうことが大切ですね。

 

まとめ

小さい頃は右側のおなかが痛くなると

盲腸なのではないかと思って

手術が嫌なのでびくびくしていた記憶があります。

そのために、盲腸なんか最初からなければいいのにと思っていましたが

進化の過程で虫垂を退化させずに私たちの体に残っていたのは

やはりきちんと理由がありそうですね。

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