12月5日のあさイチでは
飲む点滴!驚きの甘酒パワーとして甘酒が特集されます。
実は甘酒をよく作って頻繁に飲んでいるので
備忘録として紹介します。
米麹(糀)で甘酒
甘酒には2つの種類があり麹を使った甘酒と
酒粕と砂糖で作ったものがあり
同じ甘酒でも実は全然違います。
麹だけで作ったものの方が
酒粕特有の臭みがなくて
しょうがを入れなくても美味しく飲めます。
麹で甘酒を作るときのコツは
50~60℃の温度を保ち続けることです。
どうして麹で甘酒になるのかというと
コウジカビが出す糖化酵素がポイントなのです。
コウジカビが生きたまま甘くしているのではなくて
コウジカビから溶け出した糖化酵素によって
お米のでんぷんが糖に変えられることで
甘酒は甘くなっていくのです。
その最適な温度が55℃近辺!
一番気をつけなければいけないことは
70℃を超えると糖化酵素が壊れてしまい
二度と働いてくれることはありません。
これにさえ気をつければ作ることは簡単です。
簡単な甘酒の作り方
材料は米麹と水だけです。
米麹はネットでも買えますので
そちらで購入するのがおすすめです。
自分で麹を作るとなると
以前やっていたの鉄腕DASHの城嶋リーダーのように
48時間ほどつきっきりで世話をしなければならないので(笑)
あさイチのレシピ
あさイチで紹介されたもち米を使う方法は
こちらに紹介しています。
若干めんどくさいので下記の作り方のほうが楽ですよ。
ちなみに八海山の甘酒も売っています。
おすすめの配合
麹と水を重さで1:2の割合にするのが
ちょうど美味しい配合になります。
濃すぎたら最後に水で調整すればいいです。
ちなみに使う前の水は煮沸消毒をしておくと
安心なので我が家ではそうしています。
炊飯器で作る方法
以前月曜から夜ふかしでも紹介された
炊飯器を開けっ放しにして作る方法です。
①米麹と60℃くらいにしたお湯を
炊飯器に入れて保温にします。
注意点は蓋をせずに濡れタオルを
軽く被せておく程度にしておくことです。
②4時間程度で甘酒になっています。
おすすめはそのまま保温機能を切って
炊飯器の蓋をして一晩おくと
ちょっと乳酸菌の酸が出て
より美味しい甘酒が完成します。
湯煎で作る方法
我が家ではこの方法でも作ります。
①お鍋を2重にして
外側のお鍋には60℃位のお湯を張ります。
内側のお鍋には米麹と60℃位のお湯を入れて
蓋をして30分毎に60℃近辺まで温度を上げてあげます。
②4時間程度温度を保ったら
火を消して一晩放置します。
魔法瓶で作る方法
米麹とお湯を入れて60℃にしたら
魔法瓶に入れて4時間放置するだけ。
他のさまざまな作り方がありますが
基本的には50~60℃をキープして
70℃を超えないようにするというのさえ守れば
甘酒は完成します。
甘酒の何がいいの?
これだけ甘酒の作り方を紹介しましたが
いったい甘酒の何がいいのかというと
飲む点滴と呼ばれる位に
栄養が満点なのです。
冬に飲む機会が多いので
冬の飲み物だと思いがちですが
昔は夏バテ防止に飲まれており
栄養ドリンク的存在だったのです。
麹のアミノ酸も豊富で
美容にもいいですし
現代でもその甘酒の効果は
かなり注目するべきだと思います。
また、料理の下味に使うと
塩麹が流行りましたが
そんな感じで料理がとても美味しくなります。
おすすめは鶏肉を甘酒に漬けこむことです。
ジューシーで旨みもすごいですよ。
酒粕の甘酒の作り方
もちろん酒粕の甘酒もそちらはそちらで
酒粕のうま味があっておいしいです。
作るのも短時間で作れるので
サクッと作れるのがポイントです。
材料(2人分)
酒粕・・100g
水・・400㏄
砂糖・・大さじ4
塩・・ひとつまみ
生姜・・お好みで
大吟醸の粕を使うと
また風味が変わって美味しいですよ。
作り方
①沸騰したお湯に酒粕をちぎっていれて
火を止めてふやかします。
10分程度でだいぶ柔らかくなります。
②火を点けて酒粕をしっかりまぜて溶かします。
③砂糖と塩を入れて完成です。
お好みで生姜を入れて飲んでください。
番組で紹介された甘酒の効果は
こちらをご覧ください。
まとめ
甘酒の作り方とその効果を
少しですがまとめてみました。
ちなみに保存方法は作ったら
冷蔵庫で保存して早めに飲む方がいいです。
どうしても日持ちさせたいならば
90℃位まで加熱して
保存用の瓶などに入れて
水で急速冷却すると結構日持ちします。
急速冷却しないと甘酒が
褐色になって美味しそうじゃなくなるので
注意が必要ですよ。
ぜひ、ご家庭でも試してください。
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